岡山県真庭市
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お試し協力隊レポート|片山幸伸さん

真庭滞在記

2025年07月21日 by COCO真庭

真庭市交流定住センターでは、2泊3日で地域おこし協力隊の業務体験ができる「お試し協力隊」というプログラムを実施しています。

この記事は、2025年5月にお試し協力隊として真庭市を訪れた片山幸伸さんによる体験レポートです。

片山さんは4月にも2泊3日で農業体験に真庭市に来ていました。

本記事では、お試し協力隊期間を含む真庭での2週間の様子をお届けします。

—————————

5月の19日~21日までの三日間「お試し協力隊」に参加させて頂きました。片山幸伸と申します。

私は小学五年生の頃から農業に興味を持ち、1年ほど前に地域おこし協力隊に興味を持つようになりました。

時系列で三日間の体験をレポートにまとめさせて頂きます。

一日目

・DANDANにて庄司さんから話を聞く

・公園で青田さんから話を聞く

・シェアハウスいとくるへ訪問

・岡山大学まちづくり研究会の学生と交流会

 

初日は12時から現役協力隊の庄司さんと昼食をとりながら、一般企業のメリットやデメリット、そして、地域おこし協力隊のメリットだけでなく、デメリットも教えていただきました

一般企業に入社した場合、できない様な事が出来るという強みがある。

一方で、地域おこし協力隊は、行っている事がまばらな分、孤独化をさせないような内容はあるものの、その点は一般企業と比べるとまだまだ劣っているという事の話。

仕事量ではなく、期間による給料であり、お金の感覚が軽くなってしまいやすい為、お金の感覚が軽くならないように気を付けてほしい、という話は特に頭の中に残っています。

 

庄司さんとのお話が終わった後、北町公園へ。

現役協力隊の青田さんからの話では、ミッション型と提案型の二種があると言う事をはじめとして、地域おこし協力隊として、どのような活動をされているのかということをうかがいました。

青田さんは魚の養殖で活動をされているそうで、そして、農業と魚の養殖を合わせたアクアポニックスについても少しお話出来ました。

夕方、余野地区のなつつばきにて岡山大学のまちづくり研究会の方や、藤田さん方々と、翌日行う田植えの話等々も含めた交流会に参加させていただきました。

二日目

・余野地区で田植え前の準備に参加

・真庭市役所地域みらい創生課で話を聞く

・勝山町並み保存地区で散策

・ろまん亭で松尾さんから話を聞く

・真庭市立中央図書館で池田さんから話を聞く

 

真庭市役所訪問の予定もあったため、田植えへの参加は出来ませんでしたが、田植え前の準備だけお手伝いさせていただきました。

地域おこし協力隊になったらお世話になる、真庭市役所の地域みらい創生課へうかがいました。

地域みらい創生課では、水耕栽培などの今後の農業について、お話させていただいたり、お時間を頂いて、面接の練習などをさせて頂きました。

 

その後、ろまん亭へ行き松尾さんから、地域おこし協力隊のインターンシップについてや、地域に入るという事について話をしていただきました。

 

その後は真庭市中央図書館へ行き、元地域おこし協力隊の池田さんから、地域おこし協力隊の現役時代からの変化や、地域おこし協力隊当時の仕事について教えていただき、「仕事内容は一つだけではなく、周りよりも少し得意。少し興味が有るなどといったことを複数個。たとえ仕事の種類が大きく違っている事でもしている。」というお話は特に鮮明に覚えています。

この池田さんの話を伺って、今まで「農業をしたい。」の一点しか見ていなかったですが、視野を広げられる貴重な体験にもなりました。

三日目

・スマート農業塾への参加

・林ファミリーブドウ園でブドウの誘引作業

 

三日目には北房地域で行われたスマート農業塾に参加させて頂きました。

スマート農業については、学校の授業で何度か名前を聞いたり、動画でドローンを飛ばしている動画を見たりしたことがありました。

ドローンによって散布作業時間の削減や、簡易化等々に役に立っていると言う事は知っていましたが、実際に目の前で見てみると、ドローンの大きさや、想像以上の作業時間の削減、液体だけでなく固体(粒体)の散布も可能と言う事に驚きました。

それと同時に、GPSのズレ、傾きなどの繊細さも知ることが出来ました。

 

スマート農業塾終了後は、講演や、草刈り機の実習でお世話になった、林ファミリーぶどう園の林さんの圃場へ行き、ブドウの誘引作業や、花穂整形の作業を体験しました。

誘引するときに枝を折ってしまわないように、根元を一度ねじってから、枝を持っていくという作業はなかなか慣れることは出来ず、作業の大変さを知ることが出来ました。

最後に

この3日間の期間ではたくさんの地域の方々にお会いすることができ、あまり見えていなかった将来像を見る事が出来るようになる貴重な体験やお話等、とてもよい経験になりました。

二日目の方でも語らせていただいた通り、私は夢を農業にしてから、農業にしか目標がなく、そうして約10年もの間過ごしてきました。

その中この体験を通して、農業だけでなく、数々の業種、活動を視野に入れるきっかけになりました。

進行を務めて頂いた矢作さんや、地域おこし協力隊についてお話をくださいました庄司さん、青田さん、細見さん、松尾さん、池田さん。その他貴重なお話をくださいました地域の方々等々。

関わってくださいました方に感謝を申し上げます。

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