神仏習合の面影残る〜木山地区〜
真庭の地域紹介
真庭市は、5つの町と4つの村が合併して生まれた広い広いまちです。
そんな真庭市には、魅力ある地域がたくさんあります。
今回はその中から、「木山地域」を紹介します。
神仏習合の名残がある寺社
霊峰「木山」を中心に、豊かな自然に囲まれた木山地区。
標高430mの山の上には、「木山寺」「木山神社」という寺社があります。
どちらも800年代前半に創建されており、元は神仏習合の「木山宮」と呼ばれていました。
神仏習合とは、日本固有の神様に対する信仰と、6世紀に大陸から伝わった仏教徒が密接に結びつくことで成立した思想のこと。
日本各地にその名残を感じられる寺社が残っており、木山寺・木山神社もその1つです。
また、木山寺は紅葉が美しいスポットでもあります。
見頃は例年11月中旬で、期間中は多くの観光客が訪れます。
お寺ということもあり、境内は情緒ある雰囲気に包まれています。
そのため、「静かに紅葉を楽しみたい」という方におすすめです。
古道を走るMTBコース
木山地区では、1,200年の歴史ある古道を、本格的なマウンテンバイクのコースとして整備中です。
進めているのは、自転車好きが集まる「木山HOLY TRAIL Project」さん。
真庭市内外から定期的に集まって、実際にマウンテンバイクで走りながらコース整備をしています。
コースは木山寺をぐるっと回るように展開。
高低差のある森の中を駆け抜けると、爽快な気分を味わえます。
また、コースの整備は、イベントとして開催されることもあります。
イベントでは、みんなでコースの整備をした後、時間の許す限りコースを走ります。
初級コースもあるので、初めての方も楽しめるでしょう。
レンタルバイクやヘルメットの貸し出しもあるので、森の中を駆け抜けたい方はぜひ参加してみてください。
関連リンク
・木山寺
・木山郷土保存会 Facebook
・木山HOLY TRAIL Project(Facebook・Instagram)