人々の集う商人の町~久世地域~
真庭の地域紹介
真庭市は、5つの町と4つの村が合併して生まれた広い広いまちです。
そんな真庭市には、魅力ある地域がたくさんあります。
今回はその中から、「久世地域」を紹介します。
トンネル桜の美しい真庭市の中心地
久世地域は、真庭市の中心地。
人口が多く、市役所の本庁舎やショッピングモール、昔ながらの商店街があります。
かつては旧出雲街道の宿場町として、陣屋や代官所といった行政の中心施設が置かれた「陣屋町」だったようです。
そんな久世地域のシンボルの1つが、旭川沿い約1kmにわたって植えられたソメイヨシノ。
道の両側に並ぶ桜並木は、満開の時期になると、道を覆うトンネルのように咲き誇ります。
トンネル桜、中から見るか、川の反対側から見るか。
楽しみ方は人それぞれです。
夜にはライトアップされ、幻想的な夜桜も楽しめますよ。
趣ある木造校舎
久世地域のもう1つのシンボルが、旧遷喬尋常小学校の校舎。
趣のあるルネッサンス式の木造校舎は、国指定重要文化財に指定されています。
完全なシンメトリーのデザインと、白亜の外観が特徴。
1907年(明治40年)に建てられて以来、1990年(平成2年)の夏まで、実に84年間、幾多の生徒を見届けてきました。
現在は一般に公開され、当時の面影残る教室や講堂を見学することができます。
また、校庭ではマルシェイベントが開催されることも。
時代は変わっても、久世地域の人々を見守っています。
「まにワッショイ」というゆるやかなつながり
真庭市のウリといえば「人」。
9つの町村が合併してできた真庭市は、地域によって人の気質や生活スタイルに特色があります。
そんな真庭の人々が、”ゆるやかに”つながっているのが「まにワッショイ」です。
まにワッショイは団体や組織ではなくて、久世を拠点とする”ゆるやかな”人のつながり。
まちを元気にする活動に、みんなで楽しんで取り組みます。
商店街でビアガーデンを開催したり。
バンド活動をしたり。
YouTube配信をしたり。
その活動はさまざま。
旧遷喬尋常小学校で開催されている「なつかしの学校給食」も、まにワッショイの取り組みです。
みんなで制服を着て、給食を食べる。
小学生の頃の気分を楽しめます。
まにワッショイでは、1人が「これやりたい!」と言えば、みんなが全力で応援・協力する風潮があります。
だから、地域を盛り上げるおもしろい活動がどんどん生まれます。
最近では、久世駅前の空き家を改修して交流施設を造ったり、商店街の空き家を改修してミニシアターを造ったり。
真庭でおもしろい人を知りたかったら、まにワッショイのメンバーがたくさんいる、久世商店街に行ってみましょう。
関連リンク
・旧遷喬尋常小学校(ホームページ)
・なつかしの学校給食(真庭観光WEB)
・久世トンネル桜(真庭観光WEB)
・まにワッショイ(Facebook・YouTube)
・エキマエノマエ
・Victory Theater