男のロマンは灯油ランプ!
韓国出身カンさんが見た心躍る岡山のコト 第12話
[12目の話]男のロマンは灯油ランプ!
真庭市北房の6月はホタルがいっぱいです。
日が暮れてから備中川に沿って歩くと2キロメートルにわたって飛び立つ
無数のホタルを見ることができます。
韓国ではあまり知られていませんが、岡山はホタル観賞の名所で
週末の夜になると多くの観光客が川沿いを歩いてホタルに感嘆しています。
静かな農村、北房の小さなカフェには、サイクリングやキャンプ、山登りやマラソンなど、
様々なアウトドア活動を楽しんでいる人が集まってきます。
今日の主人公は「ランプ小屋 歩空(ほたか)」の店主・塩津さんです。
末娘さんが大学を卒業した時、待っていたかのように、会社を辞めた塩津さん。
山と田んぼに囲まれている空き家を買って、本人の好きなことがいっぱい溜まっているアジトを作りました。
電気が繋がっていない山荘で使うランプを売りながら、
まさにキャンプ場で味わうような食べ物とコーヒーを出しています。
ある日はマラソンの友達が、ある日はキャンプが好きな人たちが。
20代からお年寄りの人まで、年齢や性別を問わず、様々な人々が集まって
友達のように笑って、話して、楽しんでいます。
4月からは山の奥の放置されていた公園をキャンプ場として活用し
地域住民やキャンプ好きの人々と一緒に色んなキャンプイベントを開催しています。
夕方の歩空では、地域のフォークバンドやジャズバンドが
小さなライブを開くこともあります。
「長い間、様々な趣味を楽しんてきている間に、多くの友人を作ることができました。
そうしたら、30年近く通った会社をやめても、個人的な人間関係には何の影響も無かったです。
会社で働いていた時よりももっと多くの人々ともっと多くの面白いことを実行していってます。」
ランプ小屋 歩空HP* http://hotaka-lamp.com/
月曜日は登山に行くためお休みです。
韓国出身カンさんが見た心躍る岡山のコト 第13話をお楽しみに