マルシェを通じて、つながる地域の輪。

同じ真庭市といえど、南北50km、東西30kmと、その広さは岡山県下最大。

そんな広い広い真庭市の各地で活躍する人たちが
一同に集結して交流する「やまびこマーケット」。

地域(山)を超えて活動する仲間とその活動を、
私たちは声が飛び交う様子にたとえて
「やまびこ」と呼びます。

このコラムでは、地域を超えて活動する仲間たちを紹介します。

YAMABICO Clip No.021

手染屋ゆい(中和)

 FABRIC  

中和地区で草木染に取り組まれている
「手染屋ゆい」さん。

中和地区に生えている植物を採取して
それを染料として使っています。

創作されているのは
ストール・てぬぐい・のれんなど。

作品はどれも中和の自然を生かした
優しい色合いに染まっています。

創作の際に大切にされていることは
「植物の個性をいかにして引き出すか」

先入観を持たず、植物を受け入れる。

そこから、どうすれば綺麗な色が出るか
どの条件・どの方法だと
その植物が持つ本来の個性を伸ばせるかを
考えるそうです。

 

手染屋ゆいさんと草木染との出会いは
以前勤務されていた福祉施設でした。

染色家の方が草木染と藍染の
授業をしてくださり

「本格的にやってみたい」と思うように。

そして
旅行で訪れていた蒜山で声をかけられ

中和地区へと移住されました。

屋号の「手染屋ゆい」に
込めた想いは「助け合い」

沖縄の「ゆいまーる」という言葉に
由来します。

中和地区に移住されて約20年。
この間、中和地区では
真庭なりわい塾をはじめとした
さまざまな取り組みが始まりました。

村のために活動される方や
移住者も増えています。

そして
村に暮らす人々同士での助け合い、
支え合いの輪も広がっています。

その広がりのきっかけには
手染屋ゆいさんの想いがあるのでしょう。

 

最近では
岡山県勝央町や三重県津市とも連携して
活動を展開しているようです。

また、中和地区や岡山市でも
作品の展示をされています。

お見かけの際はじっくりご覧になって
その美しい色から
中和の自然を感じてください。