ふいに出てきた毒ヘビを一刀両断。廣田千鶴子さん【真庭の人びと22】
会いに行ける「真庭の人びと」vol.22
ようこそ。ディープな「真庭」の世界へ。
ここでは実際に「会いに行ける人」を紹介しています。
真庭への観光と合わせて、ぜひ繋がっていただけましたら、と思います。
廣田 千鶴子(ひろた ちずこ)
もう何歳なのかわからない。
いや、年齢なんてないのかもしれない。
とにかく年々、精力的になっていく。
いけいけどんどんのパワフル超人。
大阪から10人の大家族で、美甘に移住。
牧草地を鍬で開墾して、50種類ぐらいの野菜を育てている。
そのすべてが無農薬有機農法。
みずからを「自然と暮らす人」と呼び、上水道のない自給自足の生活を送っている。
近くの湧き水でごはんを炊き、薪でお風呂を沸かしている。
飼っているニワトリさんから新鮮な卵をいただき、自作の小屋のまわりをヤギがうろうろしている。
コロナ前はそのような生活に興味がある人がたくさん訪れ、自家製の野菜を使った料理を振るまってきた。
バイタリティは、3歳から23歳まで過ごした南米ボリビアの暮らしにあるらしい。
両親に連れられて、開拓団として海を渡った。
ふいに出てきた毒ヘビを一刀両断、家の屋根はヤシの葉っぱ。
そんな生活をずっと送ってきた。
それを思えば、パワフル超人なのもうなずける。
娘さん(前田昭子さん)は子どもながらに思ったという。
「うちのお母さん、ほかのお母さんとはなんか違うな」
——
企画原案:真庭観光局
企画協力:岡山県立大学デザイン学部
原稿執筆:甲田 智之
〈WEB・SNS〉
デザイン:加藤 彩佳
プロデューサー/チーフディレクター/アドバイザー:酒井 悠(地域おこし協力隊キャプテン)
——
この企画は、真庭観光局が発行した冊子『真庭の人びと2022』のスピンオフです。
詳しくは、こちらの記事「真庭の人たちを紹介する冊子ができました」をご覧ください。
また、COCO真庭の公式Instagramでも、「真庭の人びと」公開中です。
ぜひフォローをよろしくお願いいたします。