空き家を活用した移住者受け入れに積極的な地域団体の紹介
住まいも、心も、広くなります。
真庭市には、地域住民が主体となって空き家活用に取り組んでいる地域があります。
いずれの地域も「移住者を受け入れて、地域に活気を生みたい」という思いで活動しています。
本記事では、空き家を活用して移住者を積極的に受け入れている真庭市内の地域団体を3つ紹介します。
紹介している地域団体は、いずれも真庭市の”定住支援活動奨励団体”に登録されている団体です。
移住に伴って住まいを探している方は、ぜひ参考にしてください。
真庭市で住まいを探す方法
最初に、真庭市で住まいを探す方法を紹介します。
真庭市内の物件情報のほとんどは、岡山県下最大規模の不動産情報サイト「住まいる岡山」に掲載されています。
真庭市で住まいを探す場合、まずは「住まいる岡山」をご覧になると良いでしょう。
アパートなどの賃貸物件は「SUUMO」などの大手不動産情報サイトに掲載されています。
また、市役所のホームページには、市営住宅に関する情報も掲載されています。
担当は、真庭市まちづくり推進課(TEL:0867-42-7781)です。
真庭市定住支援活動奨励団体とは
「真庭市定住支援活動奨励団体」とは、移住者の受け入れに対して前向きな地域で、地域の住民と移住者をつなぐ”仲介人”を置き、真庭市交流定住センターと連携して定住促進活動を行う自治会などのことです。
2025年1月現在、真庭市では以下の地域団体が登録されています。
・中和定住案内所
・グランパ美甘
・北房未来づくりネットワーク
いずれの地域団体も、地域内の空き家情報を整理し、移住希望者に情報を提供できるようにしています。
地域団体1:中和定住案内所(旧中和村エリア)
真庭市北東部に位置し、豊かな里山が広がる中和(ちゅうか)地域。
人口600人弱の小さな村で、里山の恵みを活用した暮らしを営むことができる地域です。
中和地域では、2015年から、地域住民が主体となって地域づくり活動「中和いきいきプロジェクト」に取り組んでいます。
その活動の一環として、2017年から空き家活用を実施。
空き家調査や、地域住民が気軽に立ち寄れる集いの場「えがお商店」の整備を行い、中和定住案内所を設けて移住希望者とのマッチングや、空き家を活用した移住・定住支援を始めました。
一連の取り組みによって22軒の空き家に灯がともり、20世帯の移住がありました。
児童と園児の減少にも歯止めがかかりつつあり、地域の空気感も活気あるものへと変わっています。
地域団体2:グランパ美甘(旧美甘村エリア)
旧出雲街道の宿場町である美甘地域では、「グランパ美甘」という地域団体が、空き家活用・移住者受け入れに取り組んでいます。
空き家調査だけでなく、移住者が来るときは、空き家を住めるように片付けたり、引越しの手伝いや片付けをしたりといった活動にも取り組んでいます。
また、小さな村ならではの”顔の見える関係”を活かして、移住者と地域住民を繋ぐという移住後のフォローも積極的に行なっています。
地域団体3:北房未来づくりネットワーク(旧北房町エリア)
真庭市南部の北房地域では、2022年から「北房未来づくりネットワーク」が活動しています。
空き家の掘り起こしをコツコツと進めており、その結果、移住者が少しずつ増えています。
移住後のフォローも手厚く、移住者と地域住民をつなぐ架け橋のような存在としても活躍しています。
まずはオンライン移住相談へ
「真庭市への移住を考えている」「真庭市で住まいを探している」という場合、まずは真庭市交流定住センターの「オンライン移住相談」をご利用ください。
移住経験のあるスタッフが、みなさまの移住後の暮らしについてヒアリングを行ったり、移住に関する疑問にお答えしたりいたします。
ご相談の中で、今回紹介した地域を希望される場合や、望まれている暮らしが今回紹介した地域とマッチしそうな場合は、地域団体にお繋ぎいたします。
オンライン移住相談は、毎週水曜から日曜の、午前10時から午後5時でお受けしています。
ご希望の場合は、以下のバナーよりお申し込みください。