
真庭市地域おこし協力隊インターン レポート【鮎澤誠二】
地域おこし協力隊
初めまして。
鮎澤誠二と申します。
私は現在、地域おこしの仕事への興味から、日本各地を回っており、行先を探す中で岡山県真庭市と出会い、8月3日から2週間、真庭市地域おこし協力隊インターンに参加しました。
今回の2週間のインターンの中で、私は現役の地域おこし協力隊や地域おこし協力隊卒業生の方の活動への同行、地域イベントのお手伝い等の活動を実施しました。
インターン期間中の活動内容と活動する中で真庭市について私自身が感じたことを共有させて頂きます。
地域を知る

2週間のインターンが始まると、まずは交流定住センターの職員の方にご案内頂きながら、岡山県内最大の面積をもつ広い真庭市の各地区をまわりました。「美甘」、「中和」、「八束」…読み慣れない地区名に戸惑いながらも、地区ごとにどんな特徴があるのか、について知ることができました。
そして、インターン生として地域イベントに関わる中で知ることができたのが、真庭市の”人”でした。
私が地域おこし協力隊インターンに参加した期間はお盆の時期を含んでいることもあり、真庭市内各地でお祭りが多く開催されていました。そこで、インターン生として協力隊や協力隊卒業生が関わるお祭りのお手伝いをしました。
複数の祭りのお手伝いをさせて頂きましたが、印象的だったのは湯原の「はんざき祭り」でした。私は観光協会の方や元協力隊の方の活動に伴走させて頂き、本祭でははんざきのねぶたをひくという貴重な体験をさせて頂きました。
そのような地域の一大行事に関わる中で、地域の人と多く話し、地域の方の雰囲気を感じて、真庭市の”人”について知っていくことができたと思います。
協力隊活動を知る

地域のことについて知るだけではなく、真庭市の地域おこし協力隊について知る活動も、2週間のインターンの中でありました。
インターン期間中には地域おこし協力隊の活動報告会がちょうど実施されており、その見学をさせて頂くことに。活動報告会では、現役の協力隊員が自身の前月の活動や当月の活動予定を共有し、他の協力隊や行政関係の方からの質問に答えていました。10人以上いる真庭市の協力隊の活動の多くを知ることができる貴重な時間になりました。
加えて、現役協力隊や元協力隊の活動への同行も行いました。
蒜山地域を中心に自然環境保護に向けた活動をされている大畑隊員の活動に同行し、ブッポウソウという鳥の巣箱をつくるイベントの準備のお手伝いをさせて頂いたり、元協力隊の方が関わっている夏休み期間中の子どもたちの居場所づくりイベントのお手伝いをさせて頂いたりしました。
後者は湯原の二川地区にある廃校を活用した施設で夏休み中の湯原小学校の児童を1日預かる活動で、ボランティアで来てくれている地元の中学生と一緒に小学生を1日見守っていました。
2週間の真庭市での生活

インターン期間中は、城下町の街並みが残り歴史的な雰囲気の漂う勝山にあるシェアハウス「郷宿1764」に滞在して生活をしていました。一見短いようにも思える2週間の期間でも真庭市での生活に慣れていくことができました。
車で移動する際にナビを使わないようになったり、安いスーパーがどこにあり、いつ夕方のセールが始まるかを覚えたりと、2週間のインターンの中で真庭市で生活をするとどんな生活になるのかを想像することができました。
滞在先のシェアハウスの住人の方とも交流することができ、人のつながりができたのもいい思い出です。
2週間で私が感じたこと

最後に2週間の間、インターン生として活動する中で私自身が真庭市について感じたことを共有できればと思います。
1つ目に生活する中で感じたのは、自然豊かなエリアと商業施設があるようなエリアとの距離感のほど良さです。
真庭市各地に商業施設が分散しており、車で20分ほどでそのような商業施設があるようなエリアと日本古来の田園風景のような自然豊かなエリアを行き来することができ、利便性と自然に囲まれた生活を両立しやすい環境があると感じました。
各地にある商業施設もバラエティ豊かで、お惣菜の美味しいところ、安いところ、品揃えが良いところ、など目的に応じて使い分けできるように感じました。商業施設が複数あるため、お盆の期間ではありましたがそこまで人混みがすごい商業施設もなく過ごしやすかったです。
一方、真庭市で生活する中で車が無いとかなり生活しづらいとも感じました。協力隊活動や買い物をする際にも車での移動が必要となる場面が多くありました。更に真庭市の広い地域を飛び回っていたため、2週間の期間でのガソリンの消費量もかなり多く、燃料代はかなりかかっていました。

2つ目は、地域おこし協力隊の活動環境についてです。
日本各地を巡る中でほかの地域の地域おこし協力隊の活動環境についても少し知っていましたが、真庭市では地域おこし協力隊が活動しやすそうに感じました。前述した協力隊の活動報告会が定期的に実施されているなど、協力隊同士の横のつながりがあり、協力隊同士で連携、サポートし合うことのできる環境があると思いました。
加えて、広い真庭市での活動をサポートするために、民間と行政、市と各地区にある振興局が連携し、それぞれの役割を果たすことで協力隊の活動が円滑に進みやすいような仕組みが整備されているように感じます。
このような環境であれば、協力隊として活動する中で困った際に他の協力隊の方にも助けを求めやすく、複数の行政機関がある真庭市での活動でも相談先を迷わずに活動できそうだと思いました。

最後に、真庭市の”人”について感じたことを。
あくまでも私がこの2週間で関わってきた人の中で私個人の感性で感じたことではありますが、真庭市の人は「”人”を面白がって関わる」、そんな方が多いと感じました。そう強く感じたのははんざき祭りの時でした。
ねぶたをひいている最中、前にいる方が私に「どこから来たの」、そう話しかけてくれた時でした。疲れている中で敢えて話しかけなくても良いと思われるような場面で、ねぶたをひくことに関することでも無い自分に関する問いかけをしてくださったのです。
はんざき祭りのねぶたをひくことについても私がお願いをしたら受け入れてくださり、ズボンまで貸していただいたために実現したことでした。
他にも湯原の廃校で子供を預かる活動のお手伝いをしていた時にも中学生たちや親御さんが自分のことについて聞いてくれたり、ふと訪れた飲食店でも話しかけてくださったりと、人について知りたい、目の前の人を大事にしたい、そんな思いを持っているように感じられる場面が複数ありました。
そんな真庭市の方たちと関わる中で、私も真庭市の一員であるかのように感じながら過ごすことができ、居心地が良かったです。

真庭市の各地を飛び回りながら様々な真庭市の方と関わり、大変充実した2週間を過ごす中で、私は真庭市について沢山のことを見て聞いて感じることができました。
このような充実した2週間を過ごすことができたのも、真庭市交流定住センターの方や、行政の方、協力隊の方など様々な真庭市の方の支えがあったからこそだと思っております。ご対応いただいた藤本さん、真庭市の協力隊の方々、関わってくださった地域の皆さん、2週間の間、本当にありがとうございました。
そして、私は2週間過ごす中で、真庭市が好きになりました。
私は今後も、好きになった真庭市に何らかの形で関わっていきたいです。
もちろん、移住先の1つの選択肢としても検討していこうと思います。






