のれんの美しい文化のまち~勝山地域~
真庭の地域紹介
真庭市は、5つの町と4つの村が合併して生まれた広い広いまちです。
そんな真庭市には、魅力ある地域がたくさんあります。
今回はその中から、「勝山地域」を紹介します。
のれんが揺れる城下町
のれんが揺れる町並みが、訪れる人を魅了する勝山地域。
古くは美作勝山藩2万3千石の城下町として栄え、旧出雲街道の交通の要所でした。
白壁に格子窓、高瀬舟の発着場跡など、町の至る所でその歴史を感じることができます。
町のシンボルである”のれん”は、お店や診療所だけでなく、各家庭の軒先にも。
手がけているのは「ひのき草木染工房」さん。
”住まい手”と協働して、1枚1枚に思いを込めて、オーダーメイドで創作されています。
勝山地域には、のれんの他にも、ものづくりの豊かな文化が根付いています。
そんなものづくりの魅力を体験してもらおうと、毎年秋には「勝山町並み・体験クラフト市」が開催されています。
勝山地域をはじめ、真庭市内の職人さんが一堂に会し、ワークショップを開催します。
勝山にお越しの際は、その豊かなものづくり文化にふれてみてくださいね。
活気あふれるイベントの数々
勝山地域では、毎年さまざまなイベントが開催されています。
代表的なものは、江戸時代後期より続く「勝山祭り 喧嘩だんじり」でしょう。
旧出雲街道沿いの町々で開催される秋祭り。
地区ごとに賑やかに飾られただんじり同士がぶつかり合う姿は、目を見張るほどの圧倒的な迫力です。
だんじり喧嘩に参加しようと、遠方から帰省する人も多いとか。
他にも、桃の節句になると、民家の軒先にお雛さまがズラリと並びます。
その数なんと150。
江戸時代から受け継がれた伝統的なお雛さまから、手作り雛まで。
家庭ごとに特色あるお雛さまを楽しめます。
のれんとお雛さまのコラボは、勝山の町並みをさらに風情あるものにしてくれます。
他にも、最近ではマルシェイベントも定期的に開催されています。
勝山だけでなく、真庭市内各地から魅力的なお店が集まり、多くのお客さんで賑わいます。
楽しい町歩き
のれんやイベント以外にも、勝山の町には楽しいスポットがたくさんあります。
通りを歩けばランチやコーヒーを楽しめるおしゃれなカフェ。
高台には、文化やアートを展示・発信する勝山文化往来館ひしお。
江戸時代後期より続く伝統的な”御前酒”。
木の香りが心を癒すステキな図書館。
さらに最近では、フィットネスジムやケーキ屋さん、バーもオープンしました。
歴史ある町は、かつての面影を残しつつも、新しい芽生えがポツポツと生まれています。
ぜひ町を歩いて、お気に入りのスポットを見つけてみてください。
関連リンク
・勝山町並み保存地区(真庭観光WEB)
・勝山町並み・体験クラフト市(ブログ・Facebook・YouTube)
・ひのき草木染織工房(ホームページ・Facebook)