[Prologue] はじめは美味しく

チキン好きですか?
はじめの話は、美味しくチキンからです。

ここに、ここでしか食べられない
特別な焼き鳥専門店があります。
日本の三大地鶏と呼ばれる
名古屋のコーチン、鹿児島の薩摩を交配させた
岡山の湯けむり地鶏を使用し、
炭火の上で一つ一つジューシーに焼き上げます。
調味料は、最後に撒き散らすイタリア産の塩一つ。

話を聞くだけでも人が並んで食べそうな
この焼き鳥に、
なかなか出会えないのは、
店主の本業が別にあるからです。

今日からしばらく、
日本の山村で出会った人々の話をしようと思います。
本、「腐る経済」と「里山資本主義」の背景になった
岡山県北部真庭市、
地域固有の魅力を守りつつ、個性もいっぱい保っている
田舎のレストラン、お店、工房を訪ねて
日常の話を聞いてみます。

少し古い未来のように、
今日を楽しく生きている人々の話をシェアしたいと思います。

今日は、焼き鳥を焼いている元井さんに会いに、
お雛祭りが真っ最中の真庭市北房、中津井地域に!

*ゆ鶏屋フェイスブックページ
https://www.facebook.com/yutoriya/

まだ桜の花を見るには早い3月はひな祭りの季節です。今日は小さな町の祭りの日。
ひなまつり期間は女の子の成長を祝うために家の中にお雛様人形を飾ります。
今日は町のあちこちでも手作りの人形に出会えます。
祭りに欠かせないのは、なんと言っても地元グルメ!町中には美味しい香りが。
ついに焼き鳥登場!

炭火とネギの香り、肉、塩、店主の腕前だけで完成されます。

本業は市の移住相談センターの運営、焼き鳥屋は、故郷の地鶏をもっと知らせたくて始めたそうです。
呼んでくれる所には、「ゆ鶏屋」の看板と道具を持って、家族と一緒にお出かけのように行きます。
本業と焼き鳥以外にも、家業の家具工房も後を継ごうと思っているようです。
今日も完勝!仕事を必ず1つにしなくてもいいんだと、彼の笑顔が話しています。

韓国出身カンさんが見た心躍る岡山の50のコト 次回をお楽しみに