林業に対してとにかく熱い。向井王則さん【真庭の人びと14】
会いに行ける「真庭の人びと」vol.14
ようこそ。ディープな「真庭」の世界へ。
ここでは実際に「会いに行ける人」を紹介しています。
真庭への観光と合わせて、ぜひ繋がっていただけましたら、と思います。
向井 王則(むかい きみのり)
真庭の山林とともに生きる、林業家「有限会社向井林業」代表取締役。
ただ取り締まっているのか、取り締まられているのか、本人もわからなくなっているおおらかな性格。
しかし林業に対する情熱はとにかく熱い。
行政職員から林業に魅せられて、独立したほど。
林業の魅力をもっと多くの人たちに伝えたい、といろんなシンポジウムにパネリストとしても参加している。
普段は人工林の間伐がメインだが、未利用材を山のなかで粉砕してチップ化。
山から直接バイオマス発電所に運んだりもしている。
山の仕事のイメージを変えたいと機械化を進め、若い人でも女性でも働けるように間口を広げてきた。
ウェルカムなのは、向井林業だけではなく向井家も。
海外からのホームステイを受け入れるなど、とってもオープンな向井家。
出迎えてくれるのは大きなワンちゃん「くま」ちゃん。
名前のとおり、真っ黒な大型犬。愛らしさ満載のワンちゃん。
ちなみに趣味は機械いじりで、古いバイクや古い車を修理しては乗っている。
そのため、道ですれ違えば、「美甘の向井さんだ」とすぐにわかる。
「真庭ロータリークラブ」の会長もしていた。
会える場所は、ココ。
有限会社
向井林業
〒717-0105
真庭市美甘3157-1
Tel:0867-45-7056
Fax:0867-45-7108
人工林の間伐などの山林管理を主体に事業展開をしています。
平成27年の真庭バイオマス発電所の稼働に合わせ、今まで山に放置され利用されなかった未利用材も搬出し、燃料用チップとしてバイオマス発電所に供給しています。
国内では珍しい、チップ工場なしの現場破砕でダイレクトに供給するシステムで、低コストを実現し自然の無駄のない活用と、災害防止・山林所有者への利益還元を実現しています。
最近では薪炭林として使われなくなった広葉樹の有効活用と、住宅等の支障木撤去にも取り組んでいます。
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企画原案:真庭観光局
企画協力:岡山県立大学デザイン学部
原稿執筆:甲田 智之
〈WEB・SNS〉
デザイン:加藤 彩佳
プロデューサー/チーフディレクター/アドバイザー:酒井 悠(地域おこし協力隊キャプテン)
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この企画は、真庭観光局が発行した冊子『真庭の人びと2022』のスピンオフです。
詳しくは、こちらの記事「真庭の人たちを紹介する冊子ができました」をご覧ください。
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