「大正の鶴」蔵元の落酒造場5代目。落昇さん【真庭の人びと26】
会いに行ける「真庭の人びと」vol.26
ようこそ。ディープな「真庭」の世界へ。
ここでは実際に「会いに行ける人」を紹介しています。
真庭への観光と合わせて、ぜひ繋がっていただけましたら、と思います。
落 昇(おち のぼる)
むかしから人前で話すのがどうにも苦手。
極度に緊張してしまう。
もう穴があったら入ってしまいたい。
代わりに酒蔵に入ってかれこれ15年以上。
1893年(明治26年)創業、清酒「大正の鶴」蔵元の落酒造場5代目。
杜氏も務めている。
方向音痴で迷っちゃう、歌もちょっと外しちゃう音痴さん。
じつはお酒にも弱く、あまり量が飲めない。
そんな放っておけない、とにかく愛すべきキャラクター。
ただ、香りと音にはとても敏感。
微生物が発酵するちょっとした香りと音を聞き分け、嗅ぎ分ける。
発酵して香りが変わった瞬間がとにかくうれしい。
理想のお酒に近づいていく道は決して外さない。
もちろんわずかな音も聞き逃さない。
北房といえば、硬水。
ミネラル豊富な硬水を生かした酒造りに励んでいる。
子どもの頃から酒造りに興味があって、熱意も人一倍。
東京農業大学農学部の醸造学科出身。
趣味も、野菜炒めをちょっとつくるぐらいで、とにかく酒造りにまい進している。
初代の落眞太郎が良質の水を求めて、北房の下呰部(しもあざえ)に創業。
以来、変わらない蔵のこだわりを守り続けている。
会える場所は、ココ
株式会社落酒造場
〒716-1433
真庭市下呰部664−4
Tel:0866-52-2311
Fax:0866-52-4495
HP:http://taishonotsuru.com
清酒「大正の鶴」蔵元 落酒造場。
1893年(明治26年)真庭市下呰部(旧北房郡北房町下呰部)に良質な水を求めて初代落眞太郎が酒造業を創業。
蔵周辺は岡山県指定天然記念物の鍾乳洞が複数あり、日本一のホタルの乱舞が見える備中川の地下からくみ上げたカルシウム等ミネラルを多く含む「中硬水の天然水を生かす酒造り」が蔵のこだわりです。
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企画原案:真庭観光局
企画協力:岡山県立大学デザイン学部
原稿執筆:甲田 智之
〈WEB・SNS〉
デザイン:加藤 彩佳
プロデューサー/チーフディレクター/アドバイザー:酒井 悠(地域おこし協力隊キャプテン)
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この企画は、真庭観光局が発行した冊子『真庭の人びと2022』のスピンオフです。
詳しくは、こちらの記事「真庭の人たちを紹介する冊子ができました」をご覧ください。
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