
真庭市インターンシップレポート【岡山県立大学 吉田拓洋】
真庭滞在記
2026年9月7日から9月11日の5日間、大学生がインターンシップに来てくれました。
期間中は真庭市のさまざまな人にお会いし、ご自身の活動や地域に対する想いに触れました。
そして、5日間で得た学びや気づきを、レポートにまとめていただきました。
はじめに
初めまして。
吉田拓洋と申します。
現在、岡山県立大学に通っている大学2回生です。
先日、真庭市のインターンシップに参加しました。
真庭市地域みらい創生課・真庭市交流定住センターの皆さんが受け入れて下さり、真庭市の各地域に赴き、フィールドワークを行いました。地域住民や地域おこし協力隊の方々からお話を伺うなどして、真庭市の取り組みやその特徴について知りました。
また、行政と民間の違いについても解像度が深まり、今後の進路選択で参考になるものがたくさん得られました。
私がこの5日間のインターンシップで経験したことや、感じたことなどをここに共有します。
今回出会った熱い想いを持ったかっこいい大人たち

〈森さん〉
ホワイトボードを使って、行政と民間の構造の違いから始まり、森さんが解決しようとしている課題への想いや、今後人生を送っていく上で役に立つ考え方まで、色んな視点からの話をうかがいました。
「どんな原体験をしたか」
社会には“出会い格差”がある。
森さんのこの言葉はとても心に残りました。
“面白い”大人に出会ったら自分を形作る思想が変化する。でも自身を取り囲む狭い社会のコミュニティーでは、なかなかそのような“出会い”に巡り合えない。
そこで、
「色んな生き方。色んな仕事に出会える場所」
そのような場所を作りたくてできたのが郷宿1764だと伺いました。
真庭市では毎週のように何かしらのイベントが開催されていたり、よく居酒屋に顔を出したりして自分の顔を売っていれば、自然と色んな考え方を持った人と交流することができるそうです。
そこで仲良くなった人と仕事の話に繋がり、地域課題を解決するべく新たな仕事が生まれる。そのようなこともあって、一人で複数の仕事を掛け持っている人が真庭市には多いらしいです。
真庭には面白い大人がたくさんいるんだと感じました。「居酒屋で仲良くなった人と仕事をすることにつながるなんて、なんと素敵なことなんだろう」と思っています。
お話を伺った人の多くは、“ヒト”で繋がり、仕事が生まれ、それに取り組んでいる人が多かったです。
真庭に来れば、”面白い”大人と出会えるチャンスが巡っている。
そう思えました。

〈武藤さん〉
80歳の現在も、「風曜日」というフリースペースを地域に開放している武藤さん。アルコール依存症で辛い思いをしている人や、後遺症が残っている人、高齢者の方など、風曜日には地域の方だけではなく、遠方から来られる方もいるそうです。
40歳で患った大腸がんが、武藤さんにとっての大きな原体験になったそうです。
「大事なものは、目に見えないぞ」
そう感じた武藤さんは、退職後、地域で空き家が増えている課題に向き合います。
今では多くの人に愛されている風曜日ですが、80歳のご夫婦二人だけで運営をしているらしく、毎日の掃除や予約対応など、日々の暮らしに加えてタスクが重なり、体力的にもそう長くは続けられないらしいです。
ここで、私は田舎での後継者問題に触れました。
ただでさえ人手が不足している地域では、後継者を見つけることもきっと難しいのだと思います。
しかし、そのような状態でも、地域の人々のために、“出会いの場“を必要としている人のために、今もなお風曜日の運営を続けていきたい。人の役に立ちたい。そう思っている武藤さんは素敵な方だなと思いました。
避けられない問題

真庭市は、地区によってはスーパーが無く、隣町まで車を走らせて買いだめをしたり、列車が2〜3時間に1本しかないこともあると知りました。
実際に真庭市に訪れる前に抱いていた真庭市への印象は、「SDGs未来杜市…!?SDGsの取り組みが盛んで素敵…!!」と、楽観的に思っていました。
しかし実際は、車が無いと移動手段がほとんどなかったり、現実的なことにも向き合わないといけない側面があることを知りました。
利用者が少なくてバス路線が再編されるなど、田舎での切実な問題があることを学びました。
まとめ
今回のインターンシップではたくさんの方々にお世話になりました。お話を伺いながらたくさんメモをしたり、積極的に質問をすることができました。ここでは書ききれなかった内容もたくさんあります。
5日間真庭で泊まって参加したインターンシップは私にとってたくさんの思い出になりました。これからも人との縁や出会いを大切にして生きていこうと思います。
ありがとうございました。






