
ぶどう園で2泊3日の農業研修を実施しました!
農業研修プログラム
4月21日~23日、大阪にある農業専門学校の学生が農業研修に来られました。
真庭市北房地域を中心に行われた研修はどのような様子だったのか。
その様子をお届けします。
愛甲農業科学専門学校のこと
今回真庭市に来られたのは、「愛甲農業科学専門学校」の2年生5名と引率の先生1名です。
愛甲農業科学専門学校は水耕栽培を専門に学べる専門学校。
1学年の学生数は5~10名です。
学生たちに土耕栽培についても知ってほしいという先生の思いから、農業研修プログラムに参加してくださいました。
1日目
農業研修を担当した「林ファミリーぶどう園」の林さんのもとへ。
「林ファミリーぶどう園」さんは、真庭市北房地域で、ピオーネとシャインマスカットを中心に7品種のぶどうを栽培されている農家さんです。
林さんからは、ぶどう園の案内と、ぶどうを育てるために必要な作業を教わりました。
そもそも、ぶどうの木は何年育てたらぶどうが採れるようになるのか。
ぶどうを選定していく中で、最初の作業である「芽かき」、枝の伸びる向きを変えることで作業効率を上げる「主枝固定」等について教えていただきました。
夜は真庭市で捕れた鹿肉も出るバーベキューを実施!
鹿肉のロースを含め、10人いても食べきれないほどのお肉を食べました。
お肉はもちろんですが、お話が盛り上がりました!
2日目
2日目の朝は草刈実習から始まりました。
「どんなにおいしい作物が作れても、どんなにお金を持っていても、草刈りができないと地域の人たちからは認められない。それくらい、草刈りができることは大事」という林さんの言葉は忘れられません。
草刈機の体験と、乗用草刈機の体験をさせてもらいました。
乗用草刈機はゴーカート感覚で楽しかったです!
続いては「男結び」の実習。
縄を男結びできるようになると、ぶどうの木をワイヤーに這わせることができるようになります。
なかなか難しいと聞いた学生たちは、競うように結び続け、お昼ごはん前には全員が結べるようになっていました!
お昼ごはんがてら行ったのが、ぶどうの選定枝や皮を焼くこと。
これも病気や害虫駆除をかねた立派な作業なんです。
ついでにサツマイモやお肉を焼いて、焚火料理も堪能しました。
その後、午後の時間は若いぶどうの木を雨から守る方法(傘かけ)等を教わりました。
3日目
最終日は北房を出て湯原へ!
「湯原ふぁーむ」の針山さんに、トマトやサツマイモの栽培について学びに行きました。
「農薬」や「肥料」、「収穫機械」や「選別機械」など、多くのものを見せていただきました。
特に「農地探し」や「雇用と季節による仕事の違い」など、いざ農業をするとなったときに重要な情報も教えていただきました。
これにて、3日間の農業研修は無事終了。
楽しい時間はあっという間ですね。
参加された学生の1人から「真庭市がすごくいいところだなと思った。まだもう少しここに居たい。」という声が出てきて、スタッフ一同感動してしまいました。
農業研修のご相談なら
真庭市では、学生を対象とした農業研修プログラムを実施しています。
まずは交流定住センターまで、お気軽にご相談ください。
