岡山県真庭市
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いつか絶対、林業が花形になる日が来る。林業のイメージがガラリと変わる、真庭びとの物語。

真庭びと019 小林 建太さん

2023年01月23日 by 甲田智之

真庭市の南部、北房(ほくぼう)におもしろい移住者がいる――。

聞くところによれば大手企業を辞めて、真庭へ移住。いまは森林組合に勤め、林業に携わっているらしい。しかも、30代という若さ。

林業が盛んな真庭では、よく移住希望者さんから「林業に興味があるのですが」という問い合わせをいただきます。都会ではあまりなじみのない林業。どんな仕事なのか、移住して林業に携わる暮らしぶりはどんなものなのか。

お聞きすればするほど、「林業ってこんなにもおもしろいんだ」と思うことばかり。林業の本当のところ、魅力や可能性など、多岐にわたって小林建太(こばやし けんた)さんにお聞きしました。


子どもとの時間を取れる生活がしたい。「このままじゃダメだ。生活を変えよう」

甲田:
真庭へ、しかも林業がしたくて移住という、もともとのきっかけというのは。

小林:
大学で機械工学を学んで、そのあとエアコンとかの空調機メーカーに勤めました。換気に関係するので、ちょうどコロナ禍で注目を集める商品ですよね。僕たちの会社でも、会長きもいりの緊急プロジェクトが立ち上がって。そのメイン担当になりました。
コロナで困っている人たちに少しでも早く提供するため、通常1年ぐらいかけてつくる商品を、「2ヶ月でつくれ」みたいな(笑)。

甲田:
緊急すぎる!(でも、そうか。たしかに緊急事態宣言のとき、それぐらい換気商品を望む人が多かったかも)

小林:
2ヶ月でつくるためには、もうめちゃくちゃ働くしかなくて。深夜残業はあたりまえ。終電を逃して、タクシーで帰る日もありました。しかも同じ頃、共働きの妻もコロナの影響で激務に拍車がかかってきました。
まだ幼い子どももいるのに、毎日どちらかが深夜残業している状況で。近くに住んでいる両親に助けてもらおうにも、コロナ禍でみてもらえなくなってきたんです。子どもが風邪をひいても、「助けて」と気軽に言えない。結果、家庭崩壊みたいになっていきました。

甲田:
(取材の序盤から、ハードすぎる!)

小林:
ベビーシッターを利用したり、家事代行も利用したり。それで月に6万円とか飛んでいく。「何やってんだろう」と思いますよね。保育園もつねに延長保育で、19時に迎えに行ったら、もう僕たちの子どもしかいないんです。それがかわいそうで。
この生活は子どもにとっても、僕たちにとっても良くない。子どもとの時間を取れる生活がしたい。子育てをちゃんとしたい。それで「このままじゃダメだ。生活を変えよう」と思ったのが、移住のきっかけです。

甲田:
転職という選択肢もある中で、「移住」だったんですね。

小林:
もともと田舎暮らしに憧れがあったので。子どもの頃から、自然豊かなところへ行く家族旅行が好きで、老後は田舎で暮らしたいと思っていました。そのときはまだ妻の合意はなかったですけど(笑)。

甲田:
(笑)。それでも最終的には奥さんの合意も。

小林:
緊急プロジェクトはやり遂げたんですけど、精神的に参ってしまって2週間ぐらい会社を休んだんですよ。「もう、ちょっと行けない。無理だ」って。それぐらい追い込まれていたのを妻も見ていたので。
また、妻のほうもあまりの激務に体調を崩して、休職に入ったんです。

甲田:
奥さんも! これはもう言わば、現代日本の闇ですね。

小林:
僕はバーンアウトする前になんとか。会社の人はみんな良い人だったんですけど、トップダウンで「やれ」と言われたことはしなくちゃいけない。
役職が上がっていけば上がっていくほど、その苦しみは何倍にもなっていく。どんどん消耗していく自分が容易にイメージできました。だから「そうじゃない世界に行きたい」と思いました。

「林業なんて、なに言ってんの? そんなひょろひょろの身体で」

甲田:
でも、どうして林業だったんですか?

小林:
2週間ぐらい会社を休んだときに、ひとりでソロキャンプに行ったんです。川沿いで焚き火をしていて、その火の揺らぎを見て、「やっぱり自然いいな」ってひらめくように思ったんですよね。

甲田:
(村上春樹が小説を書くようになったきっかけと同じだ。神宮球場の外野席で野球観戦をしていて、唐突に「小説を書こう!」と思ったのに似てる!)

小林:
以前から「今のままの生活ではやばい」とは思っていたんです。会社の給料に依存している暮らしは危ういなって。コロナやウクライナ情勢、地震とか異常気象が起こる中で、家族にもしものことが起きたら、自分には何ができるだろうと。
そう考えたとき、会社の給料に依存している自分って、本当の意味での「生きる力」がないなと思ったんです。

甲田:
ひとりの「生きもの」として生きていく力……。

小林:
ちょうどそのとき、藻谷浩介さんの『里山資本主義』を読んで、「あ、これだ。里山資本主義こそ、自分のもやもやを解決する手段だ」と思いました。
大量生産・大量消費のマッチョなマネー資本主義にはもともと疑問があったんです。人々の暮らしよりも、資本主義という経済システムが優先されているのはどうなんだろうって。だからマッチョなマネー資本主義の真逆、ローカルな暮らしぶりに憧れを抱きました。

甲田:
『里山資本主義』では、真庭市のバイオマス発電も取り上げられていましたよね。

小林:
真庭市に興味を持ったきっかけのひとつだったと思います。

甲田:
そうして林業に?

小林:
マネー資本主義に頼らず、自分たちの力で生きていくには、食とエネルギーの自給力を高める必要がある。そう思って林業にたどりつきました。

甲田:
農業ではなく、林業だったんですね。

小林:
農業もしたいんですよね。農家林業みたいなのを最終的にはやりたいと思ってて。でもはじめるにあたって、農業のほうが異常気象の影響を受けるのかなと。台風とか洪水、病害虫とか。
一方で、林業はそういう異常気象には強いかもしれない、生活を安定させやすいかもしれないと思って、林業を希望しました。

甲田:
でも大手空調機メーカーから、林業。思い切りましたね。

小林:
(笑)林業している人なんてまわりに誰もいなかったので、未知の世界でした。勝手なイメージで、林業といえば、頑固おやじのいるスーパー体育会系。泥まみれでめっちゃ危険。マッチョな人しかいない、それなのに稼げない。そういうイメージでした。

甲田:
(笑)奥さんの反応はいかがでしたか?

小林:
「林業なんて、なに言ってんの? そんなひょろひょろの身体で」みたいな(笑)。でも林業だけじゃなくて、「半林半X」がやりたい。林業一本ではなくて、もうひとつ軸を見つけるから。そんな説明をしたと思います。

真庭なりわい塾を通じて、半林半Xの「X」に希望が見出せた

小林:
真庭への移住は「真庭なりわい塾」が大きかったと思います。

※真庭なりわい塾とは、里山「真庭」へ定期的に通い、はるか昔から紡いできた先人の知恵や暮らしを学びながら、「暮らしをつくる力」「なりわいを構想する力」など育むことのできる塾です。
ホームページ:真庭なりわい塾

北房で開催された「真庭なりわい塾」のなかで、地域のひとたちと繋がりができて、住まいを見つけたり、生活のイメージを持つことができました。地域のひとたちがいろんな話を持ってきてくれて、半林半Xの「X」に希望が見出せたのも大きかったですね。

甲田:
生活の便はいかがですか?

小林:
まず北房の景色、田んぼが広がっていて、集落には瓦屋根で白塗りの古民家があって。「ここ、雰囲気いいよね」と奥さんも言ってくれました。
生活も適度な便利さです。ほどよい田舎と言うか、スーパーも近くにあって、こども園や小学校、振興局(市役所の出先機関)、郵便局、ガソリンスタンドもあります。……ただ北房の物件情報はネットではなかなか出てこなくて、地域のひとに紹介してもらいました。

甲田:
林業のお仕事はどういう風に見つけられました?

小林:
ハローワークです。ちょうど森林組合の求人が出てて。どこも高齢化で、なおかつ人手不足らしくて、僕みたいな30代の若い作業員の応募をすごく喜んでくれました。

甲田:
(笑)喜んでいる方々が目に浮かぶようです。
そして森林組合で働きはじめて、道具はどのように揃えられたんですか?

小林:
基本的には、すべて自前でした。森林組合から機械手当が少し出たかな。あと、最初の3ヶ月ぐらいはある程度貸してくれました。古いものを先輩からいただくこともありました。
また、林業の担い手にかかる補助があって、安全器具(防音ヘルメット・耐切創ズボン・手袋・熱中症予防用品・救急用具など)は半額補助をしてもらったと思います。

甲田:
補助があったとしても、けっこうな金額ですよね?

小林:
チェーンソーで約10万円、刈払い機や燃料(混合油)、刃を研ぐヤスリ……。合計で20万円ぐらいしたんじゃないかな。
でもなにより通勤用に軽トラを買ったのが大きいです。林道を走るので、二駆ではなく四駆じゃないといけなくて。

甲田:
軽トラ、必須なんですね。

甲田:
1日の流れも教えてください。

小林:
いま週3日ぐらい、農家さんのところにアルバイトにも行ってるんです。朝4時30分ぐらいに起きて、6時前には出て、農家さんのところで1時間ぐらい収穫のお手伝いとかさせてもらって、それから現場に直行しています。
7時45分ぐらいに現場へ着いて、適宜休憩を挟みながら16時半ぐらいまで。帰りはゆっくり帰って、家で子どもたちと一緒に畑作業をしたり、散歩をしたり。18時には家族の時間になっています。

林業には、職人として技術を磨く楽しみがある

甲田:
森林組合でのお仕事内容は?

小林:
びほく森林組合には、素材生産班と造林育林班の2つがあって、素材生産班はプロセッサー(林業用重機)とかグラップル(木材を撤去する重機)のような大型林業機械に乗って、木をどんどん丸太にして市場に出していく。
一方、僕の所属する造林育林班は、木を育てること。植林とか間伐、枝打ちとかですね。このあいだも地拵え(じごしらえ)といって、雑木林をぜんぶ切って、まる裸にしてからヒノキを植林することをしたり。

甲田:
……体力的にキツそうですね。

小林:
そうですね。でも平均年齢が60代後半で、一番若い先輩でも50代。あともうひとり、ときどき助っ人で来てくださる方が80代。熱中症などにならないよう充分に休憩を取りながら進めているので、なんとかついていくことができています(笑)。
お昼ごはんの後、30分ぐらい昼寝をする時間があったり。皆さん、むかしは厳しかったかもしれないですけど、いまは「若いのが来てくれたぞ」と。「無理せんでええぞ、ゆっくりやれよ」と言ってくれます。


(写真提供:小林さん)

甲田:
じゃあ、そこまで身体にムチを打つことは。

小林:
身体も慣れてきて、いまはそんなにないです。
ただ、はじめたばかりの頃はもう全身筋肉痛が毎日続いていました(笑)。はじめのうちは、とにかく体力が課題でしたね。ひょろひょろなので(笑)。だからいまでは朝からプロテインを飲んで、筋トレをしています。

甲田:
地方のなかで、暮らしをつくるには「身体」がとても大切ですよね。

小林:
夏には、汗をめっちゃかくので体力が減っていって。まだ胃袋も膨らんでいなかったから、エネルギーの消費量もそこまで上がっていなかったんだと思います。
前までは朝ごはんはスムージーとかだったんですけど、身体を大きくするためにおにぎりを食べて、仕事終わりの16時ぐらいにも現場でおにぎり食べて。

甲田:
アスリート!


(写真提供:小林さん)

小林:
やっぱり体力がないと事故につながることもあるので。重いものを持ったときに腰を傷めたり、いざというときに動ける身体じゃないといけなかったり。
あと、地味に困ったのがトイレ問題です。山のなかなので、トイレがない。小さいほうだったらいいけど、お腹が痛くなったらもうそこでやるしかないんです。

甲田:
……たしかに。ちなみに、その解決方法って。

小林:
朝、ちゃんと出し切ることです。腸活ですね。お腹がゆるいほうなので、お酒の量を減らしたり、よく噛んだり。あとは早く寝るとか。

甲田:
林業に限らず、農業でも同じことが言えますよね。
ところで、先輩の方々はいろいろと教えてくださいますか?

小林:
僕の指導員をしてくださっている方が勉強熱心で、細かく丁寧に教えてくださいます。ただ、ご年配の方々は父親の背中を見て、身体で習得してきたひとたちなので、うまく言葉で伝えるのはちょっと苦手のように見えます(笑)。

甲田:
指導員さんからはどんなことを教えてもらうんですか?

小林:
刃の研ぎ方とかですね。思っていた以上に道具のメンテナンスが大切なんです。怪我や事故を防止するためにも、メンテナンスは欠かせません。1日1回はチェーンソーの刃を研ぎますし、石に当たったら途端に切れなくなるので、1日3回ぐらい研ぐときもあります。


(写真提供:小林さん)

甲田:
林業のやりがいについても、ぜひ教えてください。

小林:
林業って、職人の仕事だと思っているんです。だから職人として技術を磨く楽しみがある。目立て(木の重心を見極める力)や、うまく木を切れるようになることとか。自然のなかで仕事ができるのもやりがいですね。
あと、「支障木伐採」といって、家のすぐ裏の木を切るとか、お墓にかぶっている木を切るとか。そのときは依頼主さんから「ありがとう」と言ってもらって、お茶をいただいたり。とてもきれいになるので成果も見えやすいんです。

甲田:
移住前に抱えていた心身の不調は。

小林:
家に帰ってから、仕事のことで頭を抱えることがなくなったので、精神的にすごくいいです。大阪にいたときはつねに仕事のことを考えていて、家に仕事を持ち帰っては「やらなきゃ」と焦っていたんですけど、いまは16時定時になったら終わり。持ち帰ることがありません。

甲田:
帰ってからのビールがおいしいやつですね!(笑)。

林業のイメージ「5K」。じつはすべてクリアできること

甲田:
お話をおうかがいしていると、「林業っていいな」って思うんですけど、若い方があまりいないように思えて。それはどうしてだと思いますか?

小林:
林業のイメージが関わっていると思います。林業って、「5K」と言われていて、危険・キツい・汚い・稼げない・結婚できない。
危険でいえば、死亡率の高い仕事なんですよね。「年千人率」という1年のあいだに労働者1000人当たりの死傷者数を示す指標があって、林業ってほかの仕事と比べて10倍なんです。10倍の割合で、人が亡くなる。

甲田:
小林さんも危ないと思ったことが?

小林:
ありましたね。木を切っていたら、急に木がはぜて。弾かれたというか。こんな弾かれ方するのか、と驚きました。怪我をしたとか、亡くなったとか、そんな話がごろごろしています。
それなのに、稼げない。ウッドショックがあったとは言え、総じて木材価格が安いので。死亡率が高くて、稼げなかったら、結婚できないですよね。

甲田:
……そうですね。

小林:
でも、僕のなかではぜんぶクリアできるようになると思います。危険については技術とか危険予知力を高めたら避けられます。汚いはべつに虫とか泥とか気にならないし。キツいのも体力とかコツ、力の入れ具合だったりします。技術でカバーできるんですよね。
結婚できないって言っても、もう結婚していますし(笑)。稼げないとも言われていますけど、まわりの先輩たちは皆さん、家族を充分に養っています。

甲田:
林業ってこういうもの、というイメージが先行してしまっている?

小林:
林業関係者がネガティブキャンペーンばかりしていると思うんです(苦笑)。SNSを見ても、先ほどの5Kに関する投稿ばかりしている……。
誇りをもっと持っていいのにと思います。僕は林業って誇れる仕事だと思っています。めちゃくちゃかっこいい。それに子どもとの時間も増えて、心身も圧倒的に安定する。しかも可能性をたくさん秘めている。

甲田:
林業の可能性というのは、「半林半X」という……。

小林:
そうです。林業×農業もそうですし、林業×森林ガイドとか、林業×観光とか。自分のアイデア次第で、林業を軸にいろんな選択の余地があります。
林業って本来、冬のものなんです。夏は木が水分を吸い上げているので傷みやすい。乾燥にもエネルギーを使わないといけない。だから冬は林業をして、夏はぶどうとか。北房はぶどうが有名なので、そういう風に季節でかけ合わせることもできます。

甲田:
そういう半林半Xという働き方は、個人で林業をすることを視野に?

小林:
小さな林業、自伐型林業(森林を保有し、そのなかで木を切り出して生業とすること)にも興味があって。自分の手の届く範囲で、あまり自然に負荷をかけず、持続可能性の高い林業ですね。
その自伐型林業と、複数の生業をあわせもつというか。これから時代が変化していくなかで、いくつか違う分野の収入源を持つためには、柔軟性のある自伐型林業がいいかなとも思っています。

いつか絶対に、林業が花形になる日がくる

甲田:
技術習得や、自伐型林業について、もうひとつの生業など、いろいろ勉強されているのはもともとの性格なんでしょうか?

小林:
大阪で働いていたときはそもそも勉強しようとか、そういう気も起こらなかったです(笑)。でも会社の給料に依存していることに危機感を抱いて、自分で自立しないといけない。そのためには自分の価値を高めなければならない。そう思ってから勉強するようになりました。

甲田:
勉強が、自分の価値を高めてくれる。そして小林さんといえば、SNSでの発信も積極的にされている印象が。

小林:
SNSでの発信は意識しています。個人で生きていく、自分の価値を高めていく、と考えたときにSNSでの発信は必須だなと。
自分でなにかやりたい、と思ったときに発信力を持っていたら、仕事の幅も広がっていくんじゃないかなと思っています。もちろん先ほどお話したとおり、ネガティブキャンペーンにならないようにしています(笑)。

甲田:
ありがとうございます。最後に、これから林業を目指す方、また林業に興味がなかったけれど小林さんのお話を聞いて、少しでも林業に興味を持った方になにかメッセージがあれば教えてください。

小林:
そうですね。「絶対に、林業が花形になる日がくる」と思っています。日本は世界有数の森林大国で、森林率は世界第3位の67%。高温多湿で、四季があって、高品質な木が育つところです。
いまSDGsなどを通じて、持続可能な社会を目指しているなかで、輸入している石油に頼るだけでほんとにいいのか。その突破口を林業が担うはず、と思っています。高度経済成長期から製造業が落ち着き、日本の次の一手は「林業」にあるんだろうなと。

甲田:
林業の可能性、そして林業が盛んな真庭の可能性。

小林:
そのときを信じて、少しでも林業に興味を持ってもらえたら、と思います。

甲田:
ありがとうございます!

小林:
こちらこそ、ありがとうございました。


お話をおうかがいする中で、じつは「大手企業で、精神的に参ってしまった」ということが想像できないぐらい、いきいきとお話いただきました。

きっと「林業」や「地方での暮らし」をすることが、本来の小林さんを取り戻したんじゃないか、と思わずにはいられません。しかもイメージが先行していた林業に対して、その印象がガラリと変わりました。

真庭市が誇る林業。それがますます誇れるようになりました。

小林建太さんブログ: こばけんの田舎開拓史
Twitter: https://twitter.com/5884kenta

 

聞き手:甲田智之
写真:石原佑美(@0guzon_y

 


甲田智之

真庭市在住のもの書き。2児のパパ。Twitterアカウント→@kohda_products

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